大学に入ってちょっと経った頃。
1人しかいない唯一の友達に
彼女ができた。
友達はお世辞にも
かっこいいとは言えない。
どちらかというとブサイクよりだ。
それに理系だ。
なのに彼女ができた。
なぜ先を越された？
僕がコミュ障だから？
違う。
出会いの数の問題だ。
友達は
マッチングアプリを
3つ併用していた。
僕に内緒で。
許せなかった。
僕はコミュ障だから、
その感情を表に出せない。
だけど、
心を燃やした。
「絶対彼女つくる。」
ここからは自分との戦いだった。
マッチングアプリをダウンロードし、
ネットで調べて、
プロのカメラマンに
写真を撮ってもらった。
写真をかなりいい感じに
撮ってくれたので
会うところまではスムーズにいった。
だけど、ここで壁にぶつかる。
会話ができない。
女性慣れするために
レンタル彼氏のアルバイトも始めた。
マッチングアプリとレンタル彼氏で
様々な女性と会い、
ときには、
「あの‥コミュニケーション取れないんですか？」
と言われ、
その場で帰られたこともあった。
だが、めげなかった。
ブサイクな友達に彼女ができたんだ。
僕にも絶対彼女ができる。
上手くいかないたびに、
外見を磨き、内面も磨き、
ひたすら女の子に会い続けた。
自分磨きを続け、
自分への自信が出てきた。
そして余裕も出てきた。
そのタイミングで
かなり可愛い女の子とマッチングした。
すごい落ち着いた雰囲気の女の子。
ワイワイしすぎず、愛嬌があって
絶対付き合いたかった。
様々な心理テクを使い、
3回目のデートまでいけた。
ネットで調べまくり、
3回目のデートで告白した。
そして、付き合うことに成功した。
彼女ができるまで
3ヶ月で短く感じるが、
体感かなり長かった。
自分と向き合い続けた3ヶ月。
数にしたら、
30人以上の女の子と会った。
ここで、会話パターンが多ければ、
もっと早く彼女が出来ていたのでは？
本気でそう思う。
p.s.
最後までご覧いただき
ありがとうございます。
面白い感じで書いてみましたが、
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